
何か嫌なことがあって感情が乱れた日も、自分にとって「良き理解者」だと感じられる相手と話すと気分が楽になりますよね。
混乱して自分の本音がわからなくなっている時も、話して落ち着くうちに「どんな気持ちで、どうしたいのか」見えてきてスッキリします。
「感情的な知性が高い」状態とは、そのような「良き理解者」を心のなかにもっているようなイメージです。そのメリットを見ていきましょう。
自分の本音に気づく力・感情的知性を高める利点
理解されると感情は楽に軽くなる
たとえば、強いストレスを感じる体験をしたときも、
「仕事、大変だったんだね」
「完成間近だった資料を台無しにされて、怒り心頭だったんだね」
そんなふうに自分の感情を信頼できる相手に受け止めてもらえたら、どうでしょうか。
たとえ抱えているトラブルの具体的な解決策が見つかっていないとしても、感情的なモヤモヤが軽くなってきますよね♪
なぜ軽くなったのか?それは、感情が「理解」されたことによります。
感情を理解する能力・自己認識
自己認識とは自分の感情に気づいて識別し、さまざまな状況で感情がどのように変化するのかを感じ取る能力で、感情的知性に含まれる重要な部分です。
感情的な洞察力のことを意味し、気持ちが動かされる出来事があるとき、
「内面でどのような感情が高まったのか」
など、自分の感情の変化について、どれくらい正確に把握できるかどうかを指します。
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